本が無い町







ジブリ映画の


耳をすませば



の、原作

同タイトルを読んでた時に


主人公が

図書の貸し出しカードに

表記してある名前を見て


誰なんだろ?


って思ってたシーン。

(映画にもあったかな?そんなシーン。

記憶混ざって分からない。)



当時の自分、


分かる~!


って読みながら頷いた。



図書館といえば

貸し出しカード。


プライバシーにうるさい現代において

あり得ない話かもしれないけど


自分より先に本を手に取った

人々の名前を見て

どんな人だったんだろ?

って色々想像するのも楽しみの1つでした。











今年の夏以来、

ちょくちょく行ってる

地元図書館。


年末にも借りて

娘の冬休みに役立ててます。




ただ、

うちの自治体の図書館は

館というより

スペース…


公民館の一画とか

閉店した個人商店の

一階の狭いスペース

みたいな。

(市町村が離れており

3ヵ所ありますが

…蔵書は昔の一般書が多く

何というか

古くて浅いラインナップ)



田舎で予算がないのもわかる。


だけど


きな空間ではあるけど

やっぱりさみしい。


地元を離れてた期間に

他所の立派な図書館を利用してたから


そういうところに行って

読み漁りたいと思ってしまう。





町おこしのために

○○マルシェだとか

旅行者向けの、今時のカフェ(?)とか

あと、川があるから

アウトドアで集客しようとか


そんな感じの

単発的な事は頑張ってる感じはある

地元自治体。




けど


図書館が充実してない自治体って

なんだか

文化や芸術は

育たず守られず


という印象を

私は持ってしまいます。




近隣自治体でも、

図書事業頑張ってるなーってところがあって

去年、そんな別の町の図書館に行って

本読んでた

(借りられないからその場で読む)




イベントも大事かもしれんけど


そこに住む人々の

暮らしや、学びや、芸術を

豊かにする

一端を担うのは


図書館だと思う。






特に子供時代は

お金ないし。

行動範囲が狭いから

図書館は必須だよ。



ちなみに

私の子供時代は

まだ図書館と呼べる建物が町中にあり

バスの待ち時間とか

半ドンで午後に時間がある日は

昼ご飯食べるの忘れて

図書館で本を探し、読んでたな。



建物の老朽化?

私が地元を離れている間

何かの理由で図書館は縮小されました。



地元図書館行くと

図書館やから、ホッとする反面

やるせない気持ちになるわ。








最後に

はじめに書いた貸し出しカード。


子供の頃

自分の名前で一杯にしたくて

何度も借りた本があります。


図書館の思い出の中で

一番印象深かった本




写真のは

大人になって

偶然都会の本屋で見つけて購入したもの。

2度と出会えないと思ってたから

嬉しかった。



借りてた当時はカバーはなく

ボロボロで

図書整理で廃棄されるんじゃないかと

思うくらいだった。


廃棄されたくなくて

数年に渡り

何度も借りたわ。


私が借りる前にも

数人が借りていて


やっぱり

どんな人なのか

想像したな。







図書館にて

感じた

徒然日記でした。