瞬目大師









こないだの休日

久々にお寺にお参りに行きました。


今年は弘法大師さんの

生誕1250年にあたります。


記念行事がこの春~初夏にかけて

行われてるのですが


そういう期間に限って

体調悪くて

家で養生する羽目に。


こないだ、

「今日行かないと、

もう行けるタイミングなくなる」

と思い立ち、

やっとお参りに行きました。



で、

瞬目大師像を参拝する事ができました。


「めひきだいし」


と読みます。


50年に1度

御開帳となる、

掛け軸に描かれた大師像です。



…事前情報をなにも確認してなかったため

まさか、こんなにありがたい

お大師さんの姿を

拝見できるとは、思ってもみませんでした。



お大師さんが唐に渡る前、

母親に自分の姿を残すために

自ら描いた自画像だそう。


後に、土御門天皇が行幸した際、

この自画像を見ていたら

自画像の目が瞬きをしたことから


瞬目大師と

呼ばれるようになったそうです。







唐に渡るなんて、

昔は今生の別れと

同じだっただろうから


母上を思って描いた

お大師さんの愛がつまってるんですね。





参拝後

お祓いもしてもらいました。

その時に手のひらにいただいた香水、


とても和む香りで

一日中かいでましたわ。






色々あって

リアルが辛すぎる日々ですが


このタイミングで

お大師さんのお参りに行くことができて

良かったです。


問題は解決しなくても

お大師さんが見守ってくれると

思うと


荒れた海が

凪に変わるように


心が静かになります。




風邪引き前の話なので

今は早く風邪を直そう(笑)



また風邪が治ったら

お礼参りに行きたいです。