ローマン・グラス





今日も、娘への接し方が下手すぎて、

微妙に自己嫌悪。


う~ん

まあ、私も母親1年生だし

娘産まれるまで、

小さな子供に接する機会

ほとんど無かったから、

いきなり上手くいくわけないか

と、

落ち込みすぎないようにしてます。



最近、昔の事をよく思い出すので、

仕舞いしてた本を出してきました。


ここ数年は、

芸術とか綺麗なものに

触れる時間が取れなくて


浄化が必要だ!と思ったら


昔好きで、今も好きなもの

聴いたり読んだり眺めたりしようと

思いました。


これは、私の棺桶に入れてもらおうと

思ってる本の1つ。

将来、娘が欲しいと言ったら、

形見にしてもいいかなと思ったり。




20年以上 前、どこかの美術館の販売コーナーで、購入。


ローマン・グラスの

写真と詩がおさめられてます。


ローマン・グラス


ガラスが砂に埋もれて、

ガラスと砂の触れてる部分が

長い時間をかけて科学反応を起こし、

銀化したものです。


いわば銀化ガラスの

写真集。


松永伍一さんという方が、

ローマン・グラスへの溢れる思いを、

素晴らしい詩にして書かれてます。

読んでる私も、

この世界観に、どっぷりハマりました。


写真も、詩も、全て読み飽きません。




中でも、好きな詩を

下記に抜粋させていただきました。




※ローマン・グラスのアップのページ、

幻想的としか言いようがない。








千年




流沙は

その上をひたすら覆った。


埋もれていく運命を嚙んでから、

「光よ」とガラスは叫んだ。


耐えて千年。

銀化して現れたとき、

「光よ」

ともう叫ぶ必要はなかった。