魔法の言葉







笑顔がとても苦手です。

顔を出してる事自体が苦手。



その理由は

小学生の時、

嬉しい事があって

ニコニコしてたら


「何ニヤニヤしてるの?」

と家族や友達に

言われた事があったからです。



ニコニコと

ニヤニヤ


同じ微笑みでも

表現一つで印象が変わる。




複数の人に自分の笑顔を

「ニヤニヤ」

と表現されたため、


当時の私は


自分の笑顔はおかしいんだ。

自分の笑った顔はみっともない。

自分は笑っちゃダメだ。


と、自分に呪いをかけてしまいました。



今の私は、

自分の生き様が顔に表れていて

正直、鏡を見るのが嫌です。


娘にも、

母ちゃんの顔怖い

と言われる始末。


笑った顔もひきつってて

見ると最悪な気分なんて

本気で思ってました。







けれど、先程

ムラゴンのブロガーさんが、

えくぼについて

素敵なブログを書かれているのを

目にして



…あ、私は勿体無い事してる

と感じました。





そのブログを読んでいて、

父方の祖母を思い出したんです。




祖母は、唯一

私の笑顔を頻繁に褒めてくれた人でした。


私の頬には、

この祖母譲りの両えくぼがあります。


祖母は会うたびいつも、



ミソラちゃん、笑った顔が可愛いよ。

ミソラちゃんのえくぼと八重歯は、

べっぴんさんの証拠だよ。





と、私に声かけしてくれてました。



えくぼだけじゃなくて、八重歯も

祖母はベタ褒め。


祖母に褒められて、

凄く嬉しかったの覚えてます。





…なのに、

ネガティブな雰囲気の言葉を信じて

自分に呪いをかけてしまったんだなぁ。




亡き祖母の言葉は

魔法の言葉だったのに、

そっちの魔法を自分にかけなかったんだな。










そう思うと

自分の顔を見て落ち込むのが

本気で嫌になりました。







笑顔は人を美しくする

と言います。



今日から自分に、

祖母からもらった魔法をかけて

笑顔を心がけたいと思います。




笑顔がデフォルトの顔になる。



それで、少しでも

自分を好きになりたいです。


自分を幸せにできるのは

自分しかいないから。