曲がった木














曲がれば則ち全し







曲がる事で、天寿を全うできる。



曲がった木は加工しにくいから

役に立たなくて、

切り倒される事はないけど、

だからこそ、

生き長らえる。



そんな意味だったと思います。


私の好きな

老子が言いました。



何者にもならなかった40代

って、

ネット記事を読んで



そういえば


キャリア形成だの

これからの生き方だの…


そういうのって、30代までか

吹っ飛んで60代以降に

向けてが多い気がした。



40~50代の

壮年期って

安定して生きてきてる人には

本当に安定・成熟な時期なんだけど。



壮年期に、

不安定な人生を送ってる人も

沢山いるはず。

けど、そういう人に向けての本とか

あんまし見たことない。



人生に降りかかる問題が


多すぎるから、ヘビーだからか、

(子育て、親の介護、自分も病気とか

歳いってて、転職難しいとか…)


あんまり壮年期向けの

自己啓発的な本、ないんかなぁと

思いました。





何者にもならなかった(うろ覚え)

40代。


私もその一人。

成功してるわけでなく、

いつも危険な綱渡りしてる人生。


娘にすら、かまってあげられない

ダメな人間だと思ってます。



けど、こういう時に

ふと、この老子の言葉が浮かびます。



老子って、優しいよなぁ。

老子は弱ってる人の味方。





何者にもならなくていいかな。


曲がった木でも

老子は笑って赦してくれるわ~。