寂聴さんと孤独







休日の昼間は

娘との時間なので、


断捨離はせず

いつものように、

娘とのんびり過ごしました。


先程、断捨離再開したら

ペースが鈍ってました。


多分、少し疲れたんだな。


こういう時は

無理にやらない方がいい。

明日からはボチボチ進めます。







昨日は少し遠くの

散歩できる場所へ

娘と出かけました。


空がとても綺麗で、

梅の花も咲いていて、

のどかな午後でした。



帰りに娘とスイーツを食べました。


久々の親子水入らずの

お出かけだったので、

娘、喜んでました。


私も、とても楽しかったな。






やっと、本題になりますが(笑)



お出かけの運転中に、

ラジオで

瀬戸内寂聴さんの

生前の録音

流れてきました。


それは、人の孤独についての

話でした。

うろ覚えですが

聴いてて心に沁みました。










人は皆、

生まれる時も

死んでいく時も一人。

孤独なもの。


たとえ、家族がいようと

友達がいようと

恋人がいようと。


孤独だから、

淋しさを感じる。

人肌恋しくなる。


そういう存在なんです。







寂聴さんの話が

ストンと落ちてきました。




これまで、

自分の空虚感は


子どもの頃に

マズローの欲求段階の下層部分が

満たされてなかったからだと

思ってました。

(長くなるので、

マズローの説明は割愛します。)



けど、今の自分には

寂聴さんの話の方が

腑に落ちました。



マズローの方なら

その欲求を満たしてあげないと

渇望を抱えたままだ


と無意識プレッシャーがかかって

苦しくなる。





けど、

孤独は生きてから死ぬまで

自分の横にいて


だからこそ

淋しさや空虚感を

抱えるものなのだと

思ったら


凄く

今の自分を

受け入れてる感覚になりました。



淋しいと感じていいし

空虚感があってもいい


そういう時は、

ああ今の自分は、

そうなんだねと


自分を抱きしめて

あげたらいいんだと

再認識。




今の自分は

自分の感情を受け入れる時もあれば

早く忘れたいと、否定する時もあり


振れ幅が酷すぎて

少し疲れてました。



このタイミングで

聴けて良かった。



寂聴さんの声、

優しかったな。



偶然に感謝します。